【苦しみながら勝ち取った国家試験合格】

先生と歩んだ4年間

 

金澤敏文(東京栄養食糧専門学校 国家試験対策主任)

宇津木 友貴(東京栄養食糧専門学校 管理栄養士科 13回生)

 

—お仕事は?

宇津木さん : 小学校の栄養士をしています。

 

—1日の流れを教えてください

宇津木さん : まず出勤したら、調理員さんとのミーティングをして、9時 ~10時の間に切りものをします。

金澤先生 : 宇津木さんもやるの?

宇津木さん : 私もやります。10時~ 11時は事務作業をして、11時から味見・配膳をして、11時50分には検食をして、そこから各学年/各クラスの食べている様子を見に行きます。

金澤先生 : 何人くらいいるの?

宇津木さん : 職員も全部含めたら580食くらい。

金澤先生 : 調理師さんは何人?

宇津木さん : 4人です。

金澤先生 : 宇津木さん入れて?

宇津木さん : 調理師さん4人と私を入れて5人です。

金澤先生 : 下膳が終わったら、午後は何をするの?

宇津木さん : 調理員さんは洗い物をして、私は事務作業をします。献立を作ったり、送金書?給食費とかのお金の書類を作ったり、その月の給食だよりの作成、あとその他、書類を作って17時に退勤します。

金澤先生 : 毎日のルーティンとか大 体決まっている感じ?

宇津木さん : そうですね。

金澤先生 : 午前はその日のお昼の 給食作りにあくせくして、午後は事務作業で次の日とかその先の業務 の準備をするって流 れだね。5 0 0 食っていうと結構大変だよね。

宇津木さん : そうですね。すごい量 です。

金澤先生 : 食べられない子はどうしているの?食が細い子とかいるじゃない。

宇津木さん : そこまでは見られていないですね。担任の先生がフォローしている感じです。

金澤先生 : 主食はご飯?

宇津木さん : 週に3日はご飯を出すようにしていて、その他はパンです。 毎日の献立は市で決まっていて、月に1度だけ自校があります。

金澤先生 : 厨房にはそれぞれ調理師さんがいて?調理師さんが作っているの?セントラルキッチンではない?

宇津木さん : 直営です。

金澤先生 : その方がいいよな。給食の雰囲気って大事だよな。ここで作ってますって。直営でないものってどうしても献立が限られるし、何となく味気ない気がするんだよね。お休みは?

 

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宇津木さん : 土日祝日です。夏休 み、冬休みです。

金澤先生 :夏休みはどんな仕事をしているの?

宇津木さん : 出張があったり、日直の人は一日電話対応とかですね。あとは普通に夏休み。

金澤先生 : 学校でやっている部活動や、スポーツの指導やお手伝いはしないの?そこで栄養指導やってとかないの?

宇津木さん : ないです。

金澤先生 : そうかぁできたらいいのになぁ。そういうの興味あるでしょ?

 

宇津木さん : ありますけど、もうちょっとスキル上げてからやりたいなって。いっぱいいるんだよ。だけど伝わらないから、まず興味を持ってもらうってことがやっぱり大事だよね。そんなに目くじら立てないでね。ある程度居眠りしていても、「アルバイト忙しかったんだろうね」って(笑)頑張ってるね毎日って。そんな感じですね。まぁそれが伝わってくれていたんだろうと思うと嬉しいですね。

 

—学生時代の宇津木さんの印象を教 えてください。

金澤先生 :宇津木さんは1年間授業を受け持っていて、前期は調理実習で包丁の研ぎ方から基本的な調理を教えて、後期は給食の献立作成のことをやったという感じで、実習と座学両方で見たんですけど真面目な印象でしたね。授業もちゃんと聞くし、もともと管理栄養士になりたいって入学したから、国家試験に関わる授業だけじゃなくても、「自分のスキルを高めたい」っていう意思が前面に表れている。その姿勢はすごく大事だと思います。質問とかも出ていたし、そういう意味では手が掛からない学生だったかなと。このクラス、手がかかる学生ばかりだったからね(笑)

 

宇津木さん : (笑)

 

—-金澤先生はどんな印象でした?

宇津木さん : 最初は怖そう。厳しそう、大丈夫かな、怒られるかな、調理実習もなにか指摘されるかなってビクビクしていたんですけど(笑)実際、 教えて頂いたとき、すごく面白くて授業も分かりやすいし、いい先生だ なっていう印象です(笑)フフフごめ んなさい(笑)

 

金澤先生 :私教える時って、学生さんのレベルは決して高いものじゃないって思っていて、私自身もそんなに勉強してきたわけじゃなくて、現場上がりなので、要はいま教えていることは私が食糧に入って、一生懸命に勉強して何とか授業できるレベルまで持ってきたものを教えていて、こっちも「わからない」ということを解決してやっているので、「わからない」学生の気持ちがものすごくよくわかるんです。授業や実習で「ここがわからない」あぁわかるわかるって。だからそういうところを重点的にやってあげて「そこはできなくても当たり前なんだよ」ということを前提にやっていくと、結構目線を落とした授業ができる。

たぶんそれが「わかりやすさ」だと私は思っているのね。だから、自分が研修に行ったり、論文に書かれている難しい部分をそのままぼーんて話しても、絶対面白くないじゃん授業って。そういう事を言いたい先生って、いっぱいいるんだよ。だけど伝わらないから、まず興味を持ってもらうってことがやっぱり大事だよね。そんなに目くじら立てないでね。ある程度居眠りしていても、「アルバイト忙しかったんだろうね」って(笑)頑張ってるね毎日って。そんな感じですね。まぁそれが伝わってくれていたんだろうと思うと嬉しいですね。

 

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—学生生活を振り返ると大変でした か?

宇津木さん : 1年生の時は流れをつかむまでがやっぱり大変で難しかったですし 、実験とかついていけな かったりすることもあったので辛 かったんですけど、3年生では病院実習もありましたし、3年・4年はもっと大変でしたね。でも、色々な先生や友達に支えてもらって何とか乗り切 れました。

 

—高校の時は文理選択どちらでした?

宇津木さん : いや、文理選択が無くて、食物系と服飾系のコースだった ので、私は食物系でした。

 

—4年間勉強し続ける中で、モチベー ションはどう維持させましたか?

宇津木さん : 受かったときの自分を想像して、一生懸命頑張ろうって毎日考えていました。

 

—金澤先生は学生が大変な時期に特別心掛けていたことはありますか?

金澤先生 : 一生の中で学生でいられるのはたぶん最後なわけで、まず勉強のために時間を使えるのも今しかないということ。あとは失敗の繰り返しで人間というのはできていくものだから、例えば、国家試験は決して失敗していいというわけではないけれども、色々な授業とか実験が苦手とかというところで、「できなかった」だから「どうするとできるようになるのか?」それは知識のこともそうだし、性格のこともそうだし、勉強の仕方というのが、毎日の動き方もそうだけれど、そういったところはみんなバラバラだから、それは全然気にしなくていいよと。ただ、授業の中である一定のレベルまでいかないと2年生、3年生って上がっていくに従って大変になってきて最終的に国家試験があるから、そこは自分でいろんな学年で危機感を持ちながらやっていかないといけないと思うし、何か一つでいいから「いいなって思う授業や先生を見つけて」くれると学校に来る価値はあるよねっていう話とか、まぁあまり基本的には「気にするな!」っていうスタンスだよね。大丈夫だから!って(笑)まぁ、学生さんも色々な思いをもって通っているので、そこを一緒くたに扱ってしまうと、そこは問題があるのかなって。個人個人でやっぱり考え方が違うんで、それに合うような言い回しをしていますね。悩んでいそうな子がきたら励ますし、ちょっとおごり高ぶっている子がいれば注意するし、それは一斉にできない部分があるよね。クラスとして調和が保てればいいよね。まぁだから基本は「励ます」ですね。

 

—金澤先生から言われて励まされた言葉は?

宇津木さん : 受からなくても大丈夫 だよ!みたいなフォローしてくれる言葉を掛けて下さったときが、すごく心 に響きました。

金澤先生 : 俺ぐらいだからなぁそんな言葉をかけるの(笑)

 

二人 : (笑)

 

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宇津木さん : あとは「頑張れよ」って言葉が一番ですね。一番最後の授業でみんなに送るメッセージがあった んですけど、、、詳しくは忘れちゃった んですけど(笑)すごく心に響いた記憶はあるんです。スミマセン。

金澤先生 : 「国家試験対策」の最後の授業で必ず「ここまでやったから絶対大丈夫!落ちるはずがないと」それは努力している姿をずっと見ているので、もう5年くらい国家試験対策に携わっているけどやっぱり結論を言うと「頑張った学生は受かる!」

 

—毎日どれくらいの時間勉強していましたか?

宇津木さん : 私は短期集中型でほんと国家試験の勉強は直前ギリギリになってやり始めた人なので、大体一日5時間くらい。授業とは別に。図書館使ったり、土日に学校に来て教室借りてクラスの仲間と4、5人でグループになって分からないことを聞いて教えあって、やっていました。やっぱりこの学校で良かったなと思っています。厳しい言葉を掛けてくれたおかげで合格したのかってすごく思っています。大学だったら、こんなにフォローしてくれない、受かりそうにない人は全部切り捨てられる印象なんですけど、ここの学校はそういう人でもあきらめないでフォローしてくれる点ではすごく感謝しています。

 

金澤先生 : そういってくれると先生方は励みになるよ。できる子はほっといてもできるからいいんだけど、高い学費を払って、4年間通って合格できなかったらその後引きずりますよね?過去には何人かそういう学生を見てきてしまっているわけです。やっぱり疎遠になっちゃたり、学校に気軽に来れなくなっちゃたりとするとそれはものすごく寂しいことだなぁと思うんですよね。結局、合格するかしないかでその人にとって学校の評価って黒白ついちゃって、美談で終わるか、ほかの学校にすればよかったなと思うかは。だったら、ここまで努力しているんだったら、まずはしっかりとマークシートは埋める。200問中120問取れば受かるんだし、宇津木さんは栄養教諭やりながら、しっかり両方とったし、一生懸命やるんだったらもし万が一落ちても、ここまでやって落ちたんだったら、その失敗したことは必ず社会に出てから何かの形で活きてくる、慢心があったりとか努力しなければ一つの事は成し遂げられないし、努力した形が合格という形で残ることは良いことだし、家族も親戚もみんな学生の為にお金と時間を掛けてやっているのをわかっているんだから、朗報を家族とかに本人のため後は職場に出た時のためいい形でやっていけば、学校もすぐではないけれどやがて発展していくのではないかと、思っていて、それが使命と思っています。だからそのためには厳しいことも言うし、励ますこともするし、そういう先生がいるってことが専門学校の良いところだと思うし、たぶん宇津木さんもオープンキャンパスにきてうちの良さを感じてくれたんだと思うし、入学して合格して良かったという形になったんだろうけど。それはありがたいね。

 

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—こういった広報活動に卒業してからも協力してくれる学生さんがほんと多くて、それをつないでくれる先生方もホント学校の要というか宝ですよね。

金澤先生 : 二つ返事で受けてくれたもんな。

宇津木さん : そうですね。断る理由もなかったですし。

金澤先生 : 日程だけ合えばだったし、ほんとにありがたいね。

 

—模試について

金澤先生 : 10月から2週間に1回ペース、1月から週に1回ペース。年内 が5回くらい、年が明けて5回くらい模試はやるよね。

 

—成績はどうでしたか?

金澤先生 : 持ってきましょうか?(笑)

宇津木さん : いや持ってきてもらってもいいですけど、私ほんとにできるタイプではなくて、最初はこれ受からないでしょっていう点数でした。でもやっていくにつれて、最後の2回目くらいの模試でようやく試験に受けられるレベルまで持って行けた感じです。

 

金澤先生 : 勉強って始めた時は、断片的にしか捉えられていなくて、だけど4年生の1月くらいになると前やったことのある問題が出てくるように なって、そうなると前やったことが知識として蓄えられていて、繋がってくるんだよね。立体的に物事がみえる ようになってくると早い。でもそれは 人によって時期が違うんですよ。宇津木さんは遅咲きだったんですよ。だから一時、停滞期間があってもい きなりドカーンと伸びる学生が出てくるんですよ。 徐々に伸びる人や、最初から順調にハイペースでできる学生とかいるん ですけど、意外とそういう人はそれ以上伸びないんです。ある一定のところで止まる。1月なんかは、何がわかっていないかが、本人がわかって いるから聞きやすいのでバンバン質問にくる。それまでは蓄える時期なんでそこは点数は伸びないです。

 

—この時期(4年生の1月)に質問に来る学生は合格するということ?

金澤先生 : そう。自信があるから来るんです。理解できる自信があるから来るんです。疲れてきて嫌々期がきたらあえて気分を変えて「過去問をやれ」って言います。過去問、楽だから。前期はヒイヒイ言いながら「過去問覚えろ」って言われたでしょ?5年分の1000問。とにかく問題と答えを覚えて、それが基礎になって、10月くらいから模試をやるようになって 変化球にも対応できるようになると、 体力がつくようになって、あと模試を やることで、脳がそれだけ回転できる かどうかの体力をつけるための模試 10回という意味もある。校長先生曰くね。試験に慣れる体力をつけるの も大事だからって。いろんな目的があって、緊張感をもつとか、みんな一 斉にやるとかは模試の価値はある。模試に鍛えられて、鍛錬されると過去問に戻ったとき、今までやってきたことがめちゃめちゃ簡単なんだよね。 しかも、理解ができるんだよね。そうすると自信になって、自信がついた状態で本試験。だから2月に入ったころには一旦模試のことは忘れてから導かれる機序や用語を深掘りして横断的に理解する作業をひたすらやりなさいという。もう一回振り返って自信を持った状態で試験に突入しよう。自身が無い状態で突入すると2 択まで絞ったときにあとで修正して間違えるんです。自信が無いと、大体後で直した方が間違えているんだよね(笑)

 

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宇津木さん : うんうん

金澤先生 : それが1個2個で落ちちゃう人がいる。だったら、そこで自信をもって丸をつけて回答する。それで受かってもらうようにする。その ストーリーに乗っかってくれない人も中には数人いて残念だなと。でもそれって、言ったことを信じてくれることって、学生さんと4年間接してきて 「この人の言うことならば信じられ る」とならないと信じてもらえないん で、いくら「大丈夫だよ。大丈夫だよ。」って言っても全然違うことやったりしてしまうので、やっぱり在籍中の信頼関係は重要だなと思います。 「この人の言うことならやってみよう」って思ってもらえると凄くありが たいですし、やりやすいですね。

 

—学生生活で思い出に残っていることは?

宇津木さん : 学外実習で病院に行っていたんですけど、ほんとに色々やらかして申し訳ないなと。病院に行く前から、持っていく履歴書が折 れていたり、汚れていたりしちゃっ て。でも、実際行ってみたら、みなさん優しい先生ばかりで、普通の病院実習だったら見させてもらえないも のを見せてもらったりして、非常に貴重な経験をさせて頂きました。

金澤先生 : 栄養教諭も頑張ったんじゃない?夜暗くなるまで勉強した時間とか、栄養教諭で勉強した仲間と過ごした時間は思い出なんじゃな いの?

宇津木さん: そうですね。

金澤先生 : 学園祭で栄養教諭のイベントを実施してくれたり。今その映像をオープンキャンパスで流していて、あれいい画だよ。

 

—管理栄養士の国家試験を受ける上で必要な能力は?

宇津木さん : 忍耐力だとおもいます。あとはあきらめないこと。とりあえずやるだけやって、こんなんで負けてたまるかというそんな気持ちが あった方がいいのかなと思います。

金澤先生 : それ大事だよね。強い気持ちだよね。管理栄養士になりたいっていう。逆に言うと、管理栄養士になりたいっていう気持ちが無い人 は勉強もできないんですよ。中には器用な学生もいますけど、社会に出て活躍するのは、学校で培った基礎がないと、忍耐力もないし頑張ろうという気持ちにもならないし、管理栄養士になりたいという強い意志を持ち続けることが大事なのかなと思 います。

 

—管理栄養士を目指す場合、入学までにやっておいた方がいいことはありますか?

宇津木さん : 化学、生物ですか?

金澤先生 : 具体的に言うとね(笑)

宇津木さん : あとは勉強する習慣。 逆にやっておけば良かったなと今思っていることは、スケジュール管理。この日にこれやって、いつまでに 提出物を終わらせるとか、そういった習慣づけができていれば今も苦労しなかっただろうなと思います。

 

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金澤先生 : まず興味をもつこと。食べ物の事でもいいし、人のからだの事でもいいし、何か学問に入る前の 段階の興味をもつこと、それが管理栄養士に関係するものだったらなおのこといいけど、あと人に喜ばれることをしたいという気持ちがあればいいかな。もっというと、宇津木さんの言うようにスケジュール管理とい うのはその通りで、例えばレポートとか提出物とかは自分のためじゃなく て、だれかそれを見る人とか受け取 る人とか他の人も関わっているんだよということがやっぱりわかるといいなと、それは社会人としてすごく大事なことだし、社会人になるまで の間の育成する学校としてはそれが 高校の時からできていると、自分だけじゃなく周りの人も関わっているん だよって。例えば自分が遅刻すれば 先生もcheckをしなくちゃいけないし、遅刻を重ねれば学校の先生が親御さんに連絡しなければいけなくなるし、そういうことを考えればそも そも遅刻はするもんじゃないって考 えるようになるし、自分の事ではなく周りの事も考えなければいけないということは、結局管理栄養士になったときに周りの人たちに優しくできたりとか、仕事が円滑に進んだりとかに繋がってくるのかなと思います。

 

—-入学希望者にメッセージを

金澤先生 : いい学校だよって(笑)

宇津木さん : いい学校なんです。ほんとに(笑)色々な場面で支援してくれる面倒見がいい素敵な先生方が いっぱいいて、それと学生思い。みん なのことを考えてくれる。あと、同じ目標をもって頑張ろうと思っている同期・友達がいて支えられる。

金澤先生 : そうだね、それは大事だね。

宇津木さん : 勉強以外にも友達との交流で文化祭やクラスの日常で色々な思い出が作れるのが良かったな。

金澤先生 : うーん。質問内容なんでしたっけ?感動しちゃって飛 んじゃった。(笑)

 

—クラス行事体育祭や文化祭などをやりたくないと思っている方へ

金澤先生 : 行事は結局はやるように なると思います。学校入学した当初は気が付かないんですけど、「学校行事嫌です」っていう人は、うちに入 学した学生さんはみんな素直な学生さんが多くて、自分だけつんけんしていてもしょうがないよねって気が付 いて、なんとなくみんなと同じような 輪に入っていく、そういう方、今までにたくさんいらっしゃいます。既卒の方の中には初めは、「行事はかったるいとか、私はそういう目的で通っていないとか、こっちは真剣に学びに来 ているんだからワーキャー騒いでいられない」とか、思いはあるんでしょうけど、学年上がっていくと、結局みんなそれなりに真剣になるんですよ。危機感が出てきて。そうなってくると、 今度は周りが既卒の方を頼るようになってきて 、既卒の方はコミュニケーションをとることでお互いの性格がわかってきて、さっきも宇津木さんが話してましたけど、みんな同じ目標で切磋琢磨しているので、疎外感というか、壁が段々と無くなって くるんです。そうすると学校行事とかきやすくなるのかなって。もちろんそれぞれのタイミングがありますけど。いい例で、我が強いけど成績 がものすごく良い既卒の方がいるんですけど、はじめは「周りとなじめるかな?」と心配していたのですけど、

 

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いまではみんなと飲みに行って、飲みすぎて二日酔いになって周りに抱えられながら教室に連れてこられたりしていますよ(笑) そんな感じで色々な思い出がコミュニケーションになって、クラス単位で コミュニケーションが盛んになると、 人間なんで同じような専門的な勉強の中で質問しあったり答えあったりしていくと、壁は無くなっています ね。四年間も顔を合わせるわけですからねぇ、つんつんしててもしょうが ないって思うんじゃないんですか (笑)

宇津木さん : クラス替えもありますしね。

金澤先生 : 2年生から3年生に上 がる時だね。転科生が入ったタイミングで少し替えますね。 管理栄養士って合格して完結じゃないからね。管理栄養士になっても勉強することがほんとにたくさんあるか らね。

宇津木さん : うーーーん(深くうな ずく)

金澤先生 : 社会に出てからの方が勉強することはたくさんあるよね。ほんとに。

宇津木さん : フフフ。

金澤先生 : この業界で働いていたら管理栄養士ってたくさんいるわけで すよ。その中でもっと上の立場に行くためには、「もっと自分に付加価値をつけなければいけない」。だから 「ずっと」ですよ。

宇津木さん : まだ社会に出て1年目ですけど、ほんと勉強不足だったなっていまでも思っていて、おそらく学生時代にやっておかなければいけなかったことを、ちゃんとやっていなかったからと思うんですけど、仕事をしていて、『私、ちゃんと栄養士の仕事していけているのかな?』って不安になることがあって。。。それで先週勤務先で研修がありまして、「学校栄養士と保育栄養士の在り方」というのを聞いたときに、もっと色々な分野で活躍しなければいけないんですよって話があり、「もっと頑張らなければいけないんだなって思って、今の自分じゃマズいなって」

金澤先生 : じゃいいタイミングでうちに来たね。

宇津木さん : やっぱり食べ物だけじゃなくて、ほかの分野についても吸収するってことが大事なんだなって思いました。なので、これからもっと頑張っていきたいと思います!!

金澤先生 : ハハハハハ(笑)研修でそれだけ刺激を受けたっていうのはいい研修だったんじゃない?普通研修ってかったるいものね(笑)

宇津木さん : 眠くなってしまうものもあります(笑)

金澤先生 : かったるいよね(二度目)

宇津木さん : (笑)

金澤先生 : ありがとうね宇津木さん。本当に良かったよ。こういう形だったけど、いろいろ話が聞けて。ありがとうございます。

宇津木さん : ありがとうございました。